鑑定評価

FSC(福岡スタートアップチャンネル)コラボ企画第2弾!

ひらく鑑定

またまたプレゼンの機会をいただきまして、FSCに出演させていただきました。

テーマは「不動産鑑定士ってどんな資格?」についてです。

【プレゼン編】

【質疑応答編】

当時の試験結果の概要

動画の中では2018年(H30)当時の実際の私の解答の一部を公開しております。本稿では当時の試験結果とすべての解答を載せたいと思います。

私の解答を見てみると、全然書けてない!という部分ももちろんあります。でも、受験生の中で完答できる人なんてほぼいないはずです。ですので、受験者数の方は「どのくらい書ければ、どのくらいの順位で受かるのか」のイメージを掴む参考にしていただければ幸いです。

まずは全体の試験結果↓

私の試験結果がこちら↓

人に自慢できるほど高得点というわけでは全然ないのですが、28位/117位なので一応上位合格です。

参考までに、当時の試験結果に対するアンケートはこちら

LECの解説はこちら
※国交省の問題公開期間が過ぎていたので、問題文が気になる方はLECの解説でご確認ください。

民法

難易度的にはやや容易。基本的な論点が出題されました。

問題1の主な論点は(1)債務不履行、(2)信頼関係破壊理論↓

問題2の主な論点は(1)錯誤、(2)背信的悪意者↓

経済学

難易度的には、問題1はやや容易。問題2は激ムズ(大学院の経済学で学ぶような内容だったらしいです)

問題1は主に費用逓減産業↓

問題2は内生的成長理論。ほとんど解けなくて当たり前の内容でした↓

会計学

難易度的には標準的(個人的にはかなり書きやすい内容でした)

問題1は繰延資産、引当金、発生主義↓

問題2は有形固定資産↓

鑑定理論①

鑑定理論①、②、演習の合計の平均得点が131.8点(1コマあたり約44点)に対して

私の得点は223点(1コマあたり約74点)
※内訳は不明

難易度としては、問題1~4はやや容易。

問題1は個別的要因、証券化対象不動産の再評価における内覧の省略↓

問題2は賃料を求める場合の一般的留意事項↓

鑑定理論②

問題3は限定価格↓

問題4は事業用不動産↓

演習

演習はまさかの継続賃料(完全に準備不足だったのでかなり焦りました)

難易度的にはやや難。

解答は以上です。

受験生のみなさん、あるいは、これから鑑定士を目指してみようかなと考えている方、鑑定士になるまでは、時間も労力もかかってそれなりに大変だと思います。しかしながら、鑑定士になってみて自分の道が開けた!ということもあるので真面目にコツコツ頑張ってください。

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ABOUT ME
熊丸 拓
熊丸 拓
ひらく不動産鑑定 代表
福岡県京都郡苅田町出身。
東京大学を卒業後、いくつかの営業職を経て不動産鑑定士を取得。
2023年11月にひらく不動産鑑定を開設。
不動産の鑑定評価を通して、皆様の人生を前向きに切りひらくお手伝いをするべく日々精進しております。
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